アコムの利息がいくらかかってくるのか計算してみよう!
アコムからお金を借りると利息を支払わなくてはなりません。
利息は金利によって計算されるのですが、どれくらいかかるのか気になるところです。
アコムの金利による利息がよく分からない
金利を下げるにはどうしたらいい?
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事はアコムの金利、利息の計算方法や、モデルケース、金利を下げる方法などを紹介していきます。
この記事を読めば、アコムの金利によってどれくらいの利息が発生するのかを確認できるでしょう。
アコムの利息や金利の仕組みを知りたい方は参考にしてくださいね。
アコムの金利は無利息サービスを利用することで30日間0円にできる!
最初に知っておいて欲しいのが、アコムに無利息サービスが用意されていることです。
契約日の翌日から30日間は利息が発生せず、利息0円で借り入れができます。
無利息期間が適用されるのは次の点を満たしている人です。
- アコムが初めての方
例えば、給料日前に金欠になり、給料が入ればすぐに返済できる!といったときに利用すると、利息を気にせずにアコムから借入ができますよね。
また、無利息期間中に完済せずとも、30日分の利息が浮くので、どちらにしても私たちにとってお得になるサービスに違いありません。
無利息を利用しない場合、アコムの金利は3.0〜18.0%
アコムの金利は3.0%〜18.0%となっています。
無利息期間を利用しない場合や、無利息期間経過後はこれらの金利が適用される形に。
金利は借入額や利用実績に応じて変動します。
最初は実績がないので、多くの方が18.0%の金利で借入することになるでしょう。
金利による利息がわからない!10万、30万、50万借りた場合にかかる利息は?
アコムの利息を計算する計算式は次のとおりです。
借入残高×金利×利用日数÷365=利息
うるう年の場合には366日になります。借り入れ当日は利用日数に含みません。それでは具体的に計算してみましょう。1万円を借り入れて30日間の利用、実質年利が18%で計算します。
つまり、借入残高、金利、利用日数が少ないほど利息は少なくなり、多いほど利息が高くなることになります。
ここからは金利による利息をイメージしやすいように、10万円、30万円、50万円を借入した際にかかる利息のシミュレーションを紹介していきます。
それぞれ適用される金利は18.0%で計算しているので、参考にしてください。
10万を2〜4ヶ月借りた場合にかかる利息
10万円を2〜4ヶ月の間借入した際に発生する利息をまとめると次の表のとおりです。
返済○ヶ月 |
利息(円) |
毎月の支払い |
---|---|---|
2ヶ月で返済 |
2,255 |
51,127 |
3ヶ月で返済 |
3,014 |
34,338 |
4ヶ月で返済 |
3,777 |
25,944 |
2ヶ月と4ヶ月とで利息の差は1,522円。
借入残高が少ないため、あまり利息に違いがないのがわかりますね。
毎月の支払いに25,183円の差があるため、まとめて返済するのが難しいときは、ゆとりを持って返済するのも1つの手といえるでしょう。
20万を4〜6ヶ月借りた場合にかかる利息
続いて20万円を4〜6ヶ月借りた場合に発生する利息をみていきましょう。
返済○ヶ月 |
利息(円) |
毎月の支払い |
---|---|---|
4ヶ月で返済 |
7,554 |
51,888 |
5ヶ月で返済 |
9,087 |
41,817 |
6ヶ月で返済 |
10,627 |
35,105 |
4ヶ月と6ヶ月の利息は3,073円の差になります。
これを多いととるか、少ないととるかは人によって異なるでしょう。
借入額が増えるにつれて、利用日数が伸びるほど利息の負担が大きくなっていくのが見て取れます。
50万を4〜6ヶ月借りた場合にかかる利息
最後は50万円を4〜6ヶ月借りた場合の利息です。
まとめると次の表のとおり。
返済○ヶ月 |
利息(円) |
毎月の支払い |
---|---|---|
4ヶ月で返済 |
11,333 |
77,833 |
5ヶ月で返済 |
13,633 |
62,726 |
6ヶ月で返済 |
15,943 |
52,657 |
4ヶ月と6ヶ月の利息の差は4,610円と随分開きが出てきました。
しかし一方で、毎月の支払いの差額が25,176円と大きい点も気になるポイントと言えるでしょう。
毎月約80,000円と約50,000円では、返済の負担が随分と異なりますよね。
できるだけ短期間で完済した方が利息を抑えられますが、その分毎月の支払いの負担が大きくなることを覚えておきましょう。
そんなに一気に払えない!借りた額によって変わる最低返済額について
アコムから借入しているということは、お金に困っている状況といえるでしょう。
そんなときに、毎月何万円もの返済額を請求されるのは家計的にも、精神的にもきついものがあります。
しかし、アコムは借りた金額によって変わる「最低返済額」を設定しているため、無理のない範囲で返済できるようになっているんです。
例えば10万円、30万円、50万円を借入した場合の最低返済額をまとめると次のとおりになります。
- 10万円:5,000円
- 30万円:9,000円
- 50万円:15,000円
これくらいの金額なら、毎月無理なく返済を続けていけますよね。
ここからは、アコムの最低返済額の仕組みや計算方法について詳しく紹介していきます。
最低返済額の計算方法について
「定率リボルビング方式」で返済額を計算。具体的には次の計算式で算出されます。
最後に借入した時の借入残高×一定の割合=最低返済金額
「一定の割合」は契約時の極度額に応じて決められています。表にまとめると次のとおり。
30万円以下の場合 |
借入残高の4.2%以上 |
---|---|
30万円超、100万円以下の場合 |
借入残高の3.0%以上 |
100万円超の場合 |
借入金額の3.0%以上 |
借入金額の2.5%以上 |
|
借入金額の2.0%以上 |
|
借入金額の1.5%以上 |
10万円、30万円、50万円を借入した時の計算式を見てみましょう。
【10万円】
10万円×4.2%=4,200円
【30万円】
30万円×3.0%=9,000円
【50万円】
50万円×3.0%=15,000円
ただし最低返済額は「1,000円単位」なので、10万円の借入なら4,200円の切り上げで、毎回5,000円以上の返済となります。
アコムの金利を下げるには2通りの方法がある
上記したように、利息を抑えるには金利を下げるのが効果的です。ではどうすればアコムの金利を下げられるのか気になるところ。
具体的に次の2つの方法が挙げられます。
- 返済実績を積み重ね、アコムからの提案を待つ
- 限度額を上げて定期金利を適用させる
各方法の詳細を見ていきましょう。
返済実績を積み重ね、アコムからの提案を待つ
返済実績を積み重ねることで、アコムから金利引き下げの提案を受けられることがあります。
適度に借入し、毎月の支払い日までに最低返済額以上の金額を支払う。
この当たり前の積み重ねが返済実績となり、金利の引き下げに繋がるという仕組みです。
ただし、誰もが必ずしも金利を下げる提案が受けられるわけではありません。
気長に使い続け、提案を受けられたらラッキーくらいに考えるのがちょうど良いでしょう。
限度額を上げて定期金利を適用させる
アコムをはじめとした消費者金融は「利息制限法」によって、限度額に応じた上限金利を適用しなくてはなりません。
具体的には次の通りです。
10万円未満:20.0%以下
100万円未満:18.0%以下
100万円以上:15.0%以下
多くの方は18.0%の金利が適用されますが、借入限度額が10万円〜100万円未満に設定されるためです。
もし100万円以上の借入になれば、金利は15.0%以下が適用されることになります。
つまり金利の引き下げが受けられるわけです。
とはいえ金利のために無理に100万円以上の借入を目指すのは考え直しましょう。
上述した利息の計算式のとおり、借入残高と利用日数が増えると、その分だけ利息が膨れ上がるからです。
金利が下がっても、返済に時間がかかるようではかえって利息が増えてしまうでしょう。
最初から100万円以上の借入を検討している人は意識した方が良いですが、少額融資で十分な人はあまり気にしなくても良いポイントともいえます。
アコムの金利まとめ
今回はアコムの金利や利息の仕組み、毎回の最低返済額などを紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 利息は「借入残高×金利×利用日数÷365」で計算できる
- 借入残高、金利、利用日数が少ないほど利息が減り、多いほど利息が増える
- 毎回の最低返済額は「借入残高×一定の割合」で算出できる(1,000円単位)
以上3点が本記事の要点となります。
利息がどれくらいかかるのか良く分からない
利息や最低返済額はどうやって計算するの?
といった方はこの記事を参考にして、アコムの利息や最低返済額をチェックしてみてくださいね。
これらの数値が分かれば、計画的な返済に役立てられるでしょう。